横河電機株式会社様

横河電機株式会社様
2020.07.28 掲載

わずか1ヶ月弱で、1,000台を超えるAmazon WorkSpaces環境の導入をサポートしてくれました。

早期から働き方改革を推進し、「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰」において厚生労働大臣賞「特別奨励賞」を受賞した横河電機株式会社。新型コロナウイルスの感染拡大防止にむけ、さらなるテレワーク環境を拡充するためにAmazon WorkSpacesの導入を決定しました。Amazon WorkSpacesの環境構築をサーバーワークスに依頼した経緯、評価、導入効果について、デジタル戦略本部グローバルインフラ・セキュリティセンターインフラマネジメント部クラウド推進課 課長 二木隆夫氏、吉田政幸氏に詳しく伺いました。

横河電機株式会社様

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日本を代表する工業計器・プロセス制御メーカー。YOKOGAWAグループ会社とともに、計測、制御、情報の技術を軸に最先端の製品やソリューションを提供し、産業界はもとより、豊かな人間社会の実現に貢献しています。創立1915年(大正4年)、売上高4,044億円、従業員数約18,000名(いずれも2019年度の連結の数字)。
https://www.yokogawa.co.jp/横河電機株式会社様

※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。
数字の一部は概数、およその数で記述しています。

導入の概要

サーバーワークスには、当社のテレワーク環境拡充のため、1,400台のAmazon WorkSpaces環境構築支援を依頼しました。

当社内での企画、基本設計の後、2020年3月中旬のサーバーワークスによる詳細設計開始から、1ヶ月も経たない4月初旬までの短期間で1,000台の導入を実現しました。その後段階的に構築・導入し、5月中旬時点では1,400台のAmazon WorkSpaces環境構築を支援いただきました。

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導入の経緯

当社では以前からテレワークなどの「働き方改革」を推進しており、Amazon WorkSpacesとは別のVDI(仮想デスクトップ基盤)を導入していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、テレワークを実施する社員が大幅に増加することが予想されるものの、VDIのリソースには懸念のある状況でした。また当社の業務上、デスクトップPCを利用する社員が多いのですが、デスクトップPCを自宅に持ち帰るわけにはいきません。そのため、当社VDIリソースが不足した場合の代替手段を検討する必要がありました。

Amazon WorkSpacesを選んだ理由

実は、Amazon WorkSpaces自体は2015年から評価のため利用していました。情報システム部門において特定の用途でセキュアに利用したいという案件があり、この要件を満たすクラウド型仮想デスクトップは当時Amazon WorkSpacesのみでした。

一部での利用とはいえ、5年近くAmazon WorkSpacesを利用していたこともあり、システム構成や仕組みは理解できていました。今回は非常に短期かつ1,000台以上のAmazon WorkSpacesの導入が必要でしたので、「最短工期・最少リスク」が最優先事項でした。企画・基本設計と並行して、主要ユーザーへのPoCを行い要件とずれていないことを精査した結果、当社に知見のあるAmazon WorkSpacesの採用を決定しました。

サーバーワークスを選んだ理由

サーバーワークスとは、2014年より当社のAWS構築・運用・相談でお取引させていただいています。AWSについて高い技術力を有していることと、当社の環境を熟知されていることから、今回の短期導入プロジェクトに最適なパートナーとして選定いたしました。

導入で苦労した点

当社のプロジェクトメンバーは3名でした。2名がAmazon WorkSpaces利用希望者からの申請対応およびユーザーへのWorkSpaces配付通知の運用を担当、1名がプロジェクト管理と技術支援となります。1,000台をリリースした最初の1週間は、一挙に利用開始が始まった状況でしたので、立ち上げ方法やアプリの操作に関する質問対応に追われました。マニュアルも整備し、社内のポータルサイトに掲載していたのですが、テレワークにより社内ポータルにアクセスできない社員もいましたので、個別にドキュメントを送付するといった対応を行いました。導入初期は、利用者に情報が行き渡らない点に苦労しました。

導入から1ヶ月半が経った現在では、当初の課題は解決しました。また社員からの問い合わせ内容も、パターンが絞られてきたため対応の負荷が下がりました。

導入後の効果、サーバーワークスへの評価

環境構築・配付まで1ヶ月であることにくわえ、配付台数も1,000台と、今までのITシステム構築から考えると異色の経験でした。これまで経験のないプロジェクトということもあり、机上で設計したシステムを納期厳守で構築しなければならないというプレッシャーもありましたが、特に稼働後の運用やユーザー対応に不安を感じていました。しかし運用開始後はユーザーからほとんどWorkSpaces自体の不満やトラブルは出ませんでした。ユーザーから不満が出ないということは、「スムーズに運用できている」といえるので、これが今回の効果であると考えています。新システムを導入して、ユーザーから不満が少ないことに驚きました。

なお当社では、お客様に納品する実機を事前チェックするために「立会検査」という業務があります。今回お客様に現場に立ち会ってもらうことが出来なくなった訳ですが、立会検査場のデスクトップPCにAmazon WorkSpaces経由でリモート接続して、その画面をWebミーティングで共有することで解決することができました。立会検査場は社内と分離されたセキュアな環境で運用されますが、その環境を維持しつつリモート接続を実現できたのは非常に有用でした。

サーバーワークスへの評価ですが、今回は「成功プロジェクト」として評価しています。評価のポイントは2点あります。1点は超短期でのAmazon WorkSpaces導入・運用ができた点です。1,000台の構築に数日かかることを予想していましたが、実際は1日かからずに構築いただきました。もう1点は、運用トラブルが非常に少ない点です。運用後は想定外のパターンによるトラブル発生を覚悟していたのですが、運用当初のトラブルは数件で済みました。企画・基本設計の段階で要件を見定めてAmazon WorkSpacesの機能を絞り、不用意に利用範囲を広げなかったこともありますが、この結果は、サーバーワークスの長年のAmazon WorkSpaces構築の実績と、それに伴う卓越した技術力のおかげと考えています。

今後の展開/サーバーワークスへのリクエスト

当社では、マルチクラウド体制を取っており、今後も適材適所でソリューションを使い分けていく予定です。サーバーワークスはAWS専業ベンダーとして当社とお付き合いいただいていますが、今後はマルチクラウドの相談にも乗っていただきたいと考えています。製造業ならではの施策や要件も多く、苦労されることも多いと思いますが、当社の戦略を推進・具現化するパートナーとして今後とも、よろしくお願いいたします。

※ 取材日時 2020年5月26日

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