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AWSのエキスパートエンジニアによる最大7カ月の実践的なトレーニングでお客様先で能動的に問題解決に取り組む常駐型のエンジニアを育成

導入事例(パーソル&サーバーワークス株式会社様)

アマゾン ウェブ サービス(AWS)に特化した専門家集団として、幅広いお客様に向けて人材支援サービスを提供するパーソル&サーバーワークス株式会社。エンジニアの常駐体制による伴走支援を強みとする同社は、設立当初からサーバーワークスのトレーニングを活用し、お客様の問題解決に能動的に取り組むAWSエンジニアの育成に取り組んでいます。模擬案件による実践的なトレーニングなど、最大で7カ月に及ぶ研修をクリアしたエンジニアは、AWSの進化に追随しながら高度なスキルでお客様のビジネスに貢献しています。

事例のポイント

Before

お客様の課題

  • 高度な知見を備えたAWSエンジニアを求める顧客ニーズへの対応
  • 能動性を備えた常駐型のAWSエンジニアの育成
  • AWSエンジニアを継続的に育成するためのトレーニングの知見がない

After

課題解決の成果

  • 最大で7カ月の実践的なトレーニングを通じてAWSエンジニアを育成
  • 常駐型エンジニアとしてお客様先の業務の現場で活躍
  • エンジニアの能動性に対する高い顧客満足度
  • 持続的な事業成長への貢献

常駐型のエンジニアに求められるチームの一員としての能動的な姿勢

AWSに精通したエンジニアがお客様先に常駐し、インフラ・ネットワークの設計から構築・運用・保守・内製化・モダナイゼーションまで幅広い支援を行うパーソル&サーバーワークス。他社にない同社の強みは、お客様の業務の現場で能動的に問題解決に取り組むAWSエンジニアによる技術支援にあります。代表取締役社長の植木順也氏は次のように話します。

植木順也氏

「エンジニアは実践的な経験がなければ、お客様先のチームの一員として主体的に動くことができません。そこで、私たちは実際のプロジェクトと同様に要件のヒアリングから提案、構築、保守などの支援を行うための最大7カ月のトレーニングを実施しています。その一環としてAWS認定資格の取得も義務付け、すでにエンジニアの8割が最上位の認定資格であるAWS Certified Solutions Architect - Professional(SAP)を取得し、12種類あるAWS認定資格の全冠達成者も在籍しています」
トレーニングの実施は、AWSの専業ベンダーであるサーバーワークスに全面的な支援を依頼しています。この理由について、植木氏は次のように説明します。
「サーバーワークスが自社内でのエンジニア育成で使っているハイレベルなカリキュラムを、当社向けにアレンジして提供していただけるということでした。お客様の支援において豊富な経験を持つエキスパートエンジニアがトレーナーを務める点、また能動性を重視する人材育成の考え方にも共感を覚えました」

トレーナーをお客様役に見立てた模擬案件など、最大7カ月の実践的なトレーニング

パーソル&サーバーワークスが採用したトレーニングは、初級編、中級編、実践編の3段階に分かれています。初級編の「ITエッセンシャル研修」では、AWSを学ぶ前の基礎研修としてエンジニアが2カ月にわたって自らのIT知識を確認しながら、基本的なプレゼン能力を磨きます。
中級編の「AWSファンデーション研修」は、2カ月でAWSに関する幅広い知識を習得することを目的としており、ハンズオンや座学による研修のほか、アーキテクチャ設計やインフラ構築などを実践します。
最終関門である実践編の「AWSアドバンスト研修」は、AWSのWebサイト公開、他の受講者とペアを組んで大規模ネットワークの構築、お客様に対するシステム改善提案(AWS移行)の3つを模擬案件とし、1案件で1カ月程度、合計3カ月にわたって取り組みます。模擬案件では、トレーナーをお客様役に見立て、要件のヒアリングから提案、設計・構築、クロージングまでを受講者が主体となって進めていきます。
どのレベルの研修から受講するかは、面談時に過去の経験やスキルを考慮して決定し、トレーニング期間中は1日8時間のすべてが研修に充てられます。同社が設立された初期のメンバーとして2024年10月から受講を開始したエンジニアの河野桂子氏は、実践編から参加したものの、いったん中級編に戻り、再度実践編を受講して7カ月で研修を修了しました。

河野 桂子 氏

「前職でのAWSの経験を考慮されて実践編から受講しましたが、過去の経験とは大きく異なり、何をしていいのかわからないまま模擬案件が進んでいきました。トレーナーからも基本に戻ってみてはとアドバイスされたことから、中級編から受講し直しました。中級編ではひたすらAWSのサービスに触れ、プレゼンや質疑を繰り返すことでAWSの知識を再確認できました」(河野氏)
その後、実践編に戻って3つの模擬案件に合格して無事に研修を終えた河野氏は現在、即戦力のエンジニアとしてお客様先に常駐し、CCoEに携わっています。最近では特に、AWS上でクラウドセキュリティ製品を運用する主担当として活躍しています。研修を振り返って、河野氏は自身の成長について次のように話します。
「まず、仕事への取り組み方が大きく変わりました。以前の私なら、1カ所でつまずくと1人で悩んで時間が過ぎてしまい、先に進めませんでした。受講後は15分悩んでわからないなら、同僚や知見を持つメンバーにアドバイスを求める考え方に変わりました。アウトプットとフィードバックを繰り返して、短いサイクルで成果を出す意識が強くなりました。また、これらの活動量の多さによって、お客様から信頼を得ていると感じます」
トレーナーをお客様に見立てたトレーニングは簡単ではなかったものの、研修を通じて受講者同士の結束力が高まり、帰属意識の向上にもつながっています。
「厳しい研修を乗り越えた仲間は戦友のような感覚です。現在は常駐先お客様こそ異なりますが、Slackを介してコミュニケーションをとる環境もあり、仲間同士でつながっている意識を持ちながら働くことができています」(河野氏)

エンジニアの能動的な問題解決力が高い顧客満足度を獲得

多くのお客様先にAWSエンジニアが常駐し、伴走支援の実績を着実に積み重ねつつあるパーソル&サーバーワークス。植木氏は、これまでのトレーニングの内容について次のように評価します。
「実践編でトレーナーから厳しい指摘を受け、何度もやり直すことはたいへんな試練ですが、高いレベルの要求をクリアしてこそ本当の成長が得られるはずです。サーバーワークスのトレーナーはメンバーに対して真摯に向き合い、ベストなトレーニングを実施していただいていることを実感しています」
こうして育成したAWSエンジニアがお客様先で活躍し、高い評価を得ていることは何よりも大きな成果であり、同社の事業にとってかけがえのない資産です。
「エンジニアの能動的な提案力、問題解決力はお客様からの評価も高く、満足度の向上につながっています。お客様先でエンジニアだけでは解決できない課題に対して、サーバーワークスから支援をいただける点も心強いです」(植木氏)

AWSの進化に追随しながらお客様のビジネスにさらに貢献

パーソル&サーバーワークスでは、今後も新たに採用したエンジニアのトレーニングを継続し、能動的に行動できるエンジニアを育成してお客様のビジネスに貢献していく方針です。トレーニング自体についても、AWSの進化に追随できるようブラッシュアップを重ねていく考えです。
「当社が掲げる『クラウドでともに未来へ』というミッションのもと、AWSのサービス供給力を磨き続け、お客様が目指される未来の実現を後押しする存在でありたいと思います。サーバーワークスには今後もトレーニングのクオリティを維持しながら、さらなる技術力向上のご支援を期待しています」(植木氏)

導入事例(パーソル&サーバーワークス株式会社様)

パーソル&サーバーワークス株式会社様

テクノロジーソリューション事業を手がけるパーソルクロステクノロジー株式会社と株式会社サーバーワークスの共同出資により2023年10月に設立。パーソルクロステクノロジーが有する顧客基盤、人材支援のノウハウとサーバーワークスの知見を融合することで、AWS領域の高いスキルを備えたITエンジニアがクラウドサービスの導入から設計・開発、運用・保守までを幅広く支援している。

取材に協力いただいた方々

植木 順也 氏
パーソル&サーバーワークス株式会社 代表取締役社長
河野 桂子 氏
パーソル&サーバーワークス株式会社 サービスG エンジニア

※ この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数、およその数で記述しています。

担当プロジェクトメンバー

  • エンタープライズクラウド本部 クラウドリライアビリティ課 課長 鎌田 裕樹

    2016年にサーバーワークスに入社後、Amazon WorkSpacesの構築案件やサーバーレス開発の案件などに従事し、多数の公開事例のプロジェクトにも関わる。プロジェクトマネジメントしながらも自ら手を動かす、プレイングマネージャースタイルが得意。
    「難しい技術をきちんと噛み砕いて伝える」ことを仕事のモットーにしている。 現在はクラウドエンジニアの育成に奮闘中。
    得意な技術は認証認可とWindows系システム全般。好きなAWSサービスはAmazon Route53, AWS IAM, Amazon Athena, Amazon WorkSpaces。

  • アプリケーションサービス本部 営業課 課長 中嶋 麻衣子

    2010年からサーバーワークスに所属しており、一貫してAWS周辺の営業をやっています。
    現在はデータ分析基盤やIoTプラットフォームの構築、Amazon Connect の導入やIVR自動化の構築等々をメインにご提案しています。
    趣味は三線演奏、ゴルフ、プロ野球観戦で、もっぱらオンシーズンは神宮球場に出没しています。

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選ばれる3つの理由

  1. Reason 01

    圧倒的な実績数による
    提案力とスピード

    導入実績
    1480
    案件実績
    27100
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    パートナーとしての技術力

    AWS Premier Tier Services PARTNER
  3. Reason 03

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